ここでは2重積分の応用としてまず面積を考えます.図7.10のような有界閉領域 の面積は
で与えられますが,
解
図7.11よりV-simpleを用いると
解
と の交点を求めると,
より
.よって,変数変換
を行なうと,領域 は領域
に移されます.図7.12参照.よって
平面上の有界閉領域 上で定義された関数 が 級であるとき,
図7.13 で四辺形PQRSにおいてベクトル
解
有界閉領域 と 上の連続関数 があり, 上で とします.このとき の境界 を通り 軸に平行な直線群と のグラフ曲面で囲まれた立体の体積は
解
(a) 曲線 で囲む部分
(b) の内側で の外側の部分
(c) の内側で の外側の部分
(a) の , の部分
(b) 平面 の の部分
(c) 双曲方物面の円柱面 の内部にある部分
(a) 放物面 と平面によって囲まれた部分
(b) 放物面 と円柱 によって囲まれる部分
(a) 曲線 と両軸とで囲む部分
(b) の囲む部分
(c) 曲線 と で囲む部分
(a) 半径 の球面
(b) の に対応する部分
(c) 円柱 が円柱 によって切り取られる部分
(d) を 軸の回りに回転してできる曲面
(a) 円柱 の の部分
(b) で定まる閉領域
(c) 球 と円柱 の共通部分
(d) 円錐面 と平面 および で囲まれる部分