の起こる割合
を事象
の母比率といいます.
母比率が
の二項母集団から抽出された大きさ
の標本を
とします.ここで,
とすると,
は標本中
であるものの個数を表す統計量で,
は事象
の標本比率といいます.
は母比率
の不偏推定量である
母比率
の二項母集団から大きさ
の標本
をとり,
とすると
は二項分布
に従います.ここで
が十分大きいときにはラプラスの定理によって,
は近似的に正規分布
に従い,標本比率
は近似的に正規分布
に従います.よって,標準化を行うと
を含んでいるが,
が非常に大きいときには
で近似できるので,母比率
の信頼度
の信頼区間は
となります.
のとき,十分大きな
に対して
は近似的に
に従う.
サイコロを600回投げたところ,1の目が108回出たという.1の目が出る母比率
を信頼度
で区間推定せよ.
解答 標本比率は
.また,
であるから,上記の公式に代入すると
となります.