の両辺に2を加えると,
となり,これより
となります.また,
の両辺に
をかけると
となり,これより
となります.しかし,
の両辺に
をかけると不等号の向きが逆になり,
となります.これを整理すると,
を得ます.ここで,求めた不等式を数直線上に記してみましょう.例えば,
は
より大きな全ての実数を表しています.そこで,
と書く代わりに,区間を用いて
と書くことができます.
区間
を集合を用いて表すと
を集合を用いて表すと
を集合を用いて表すと
を集合を用いて表すと
解 この不等式を解くには,
の周りにあるものを除いてやればよいでしょう.まず,両辺を2倍することにより
を除きます.
となります.
解 まず,両辺を5倍することにより
を除きます.
が0になるのは,1と3です.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付けておきます. これにより,数直線は次の3つの区間に分割されます.
の符号(sgn)は変わりません.
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これより,不等式の解は
となります.
解 まず,両辺に-1を加えて右辺の1を削除します.
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0 | |
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をかけて払うと,
の符号を気にする必要があります.そこで,
を両辺にかけて分母を払うと
が0になるのは,
と1です.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付けておきます. 次に,等号は分子が0のときだけ満たされるので,
の点を黒く塗ります.これにより,数直線は次の3つの区間に分割されます.
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これより,不等式の解は
となります.