を3回かけあわせたとすると,「
の3乗」といい,
と表します.このとき,
を底(base)テイといい,かけた回数を添え字として右肩に小さく書き指数(exponent)といいます.
(1)
解
累乗どうしの掛け算はそれほど難しくはありません.例えば,
と
をかけると,
を3回と4回の合計7回かけることになるので,
で
が整数のとき,
を
で割ってみましょう.
を
で割ってみましょう.
が整数のとき,
(1)
(2)
(3)
(4)
解
(1)
(2)
(3)
(4)
を満たす
を
の
乗根ということを以前説明しました.これを記号で表そうとすると,
が偶数か奇数かと
が正,零,負によって異なるので,簡単ではありません.そこで,一般に,
と表すときには,
であるという条件をつけます.さて,
とはなんでしょうか.
は
のことです.したがって,
,
のとき,次の指数公式が成り立ちます.
これをさらに有理数から実数へと拡張しようとするためには,極限値の話が必要となります.
,
,
のとき,次の値を求めよう.
,
を整数とするとき,次の式を簡単にしよう.