1.
2.
(a) の導関数 より,極値の候補は, を満たすである.また, より,変曲点の候補はを満たすである.これらの点で何がおきているかを調べるため増減表を描くと,
となる.これより,で極大値をとり,で極小値をとる.曲線の凹凸はにより調べることができ,で上に凸,で下に凸となる.最後に変曲点は,が符号を変えるところであるから, である.
(b) の導関数 より,極値の候補は, を満たすである.また, より,変曲点の候補はない.これらの点で何がおきているかを調べるため増減表を描くと,
となる.これより,で極大値 をとり,で極小値をとる.曲線の凹凸はにより調べることができ,で上に凸,で下に凸となる.
(c) の導関数 より,極値の候補は, を満たす である.また, より,変曲点の候補は.これらの点で何がおきているかを調べるため増減表を描くと,
となる.これより, で極大値 をとり, で極小値 をとる.曲線の凹凸はにより調べることができ,で上に凸,で下に凸となる.最後に変曲点は,が符号を変えるところであるから, である.
(d) の導関数 より,極値の候補は,を満たすである.また, より,変曲点の候補は .これらの点で何がおきているかを調べるため増減表を描くと,
となる.これより,で極大値 をとり,で極小値 をとる.曲線の凹凸はにより調べることができ, で上に凸, で下に凸となる.最後に変曲点は,が符号を変えるところであるから, , ,と である.
より,極値の候補は, である.また,
より,変曲点の候補はなし.これらの点で何がおきているかを調べるため増減表を描くと,
となる.これより, で極大値 をとる.曲線の凹凸はにより調べることができ,とで下に凸, で上に凸となる.最後に変曲点は,が符号を変えるところであるから無い.
3.
(a) のとき,の最大値を求める.より, .ここで, とおくと, , となる.極値の候補はより,となり, より,で極大値 をとる. ここで,端点での値とと比較すると,が最大値となる.
(b) 軸上の正の点をとすると,正四角形の底辺はで高さは となる.そこで,この四角形の面積を とおくと, , となる.極値の候補はより, . より, で極大値 をとる. ここで,端点での値とと比較すると, が最大値となる.
(c) 中心で半径4の円の方程式は となる.ここで,正四角形の1つの頂点を第1象限にとり,その点の座標をとすると,座標は となる.このとき,正四角形の面積は で与えられるので,正四角形の面積を とおくと, , となる.極値の候補はより, . より, で極大値 をとる. ここで,端点での値とと比較すると, が最大値となる.
(d) 楕円 の接線とが平行のとき,最短距離を得る. の両辺をで微分すると より, .これがと平行になるには, より,. これより, となり, , . ここで,点 との距離を求めると, となる.