3.6
1.
(c) とおくと .これより .ここで被積分関数とを全ての関数とで表すと
(d) とおくと.これより .ここで被積分関数とを全ての関数とで表すと
(e)
とおくと
. ここでを求めるには,上の式を一旦について解く必要がある.
2.
(a) とおくとより,この問題は置換積分で求めることができる.
(b) とおくと より となり,全てをとで表すと再び無理関数が登場してしまう.そこで,平方根の中が2乗の差であることに注意し,斜辺2,高さ,底辺 で角の直角三角形を考える.すると より .また,
(c) とおくと
となり,全てをとで表すことができる.
よって
(d) とおくと より となり,全てをとで表すと再び無理関数が登場してしまう.そこで,平方根の中が2乗の差であることに注意し,斜辺1,高さ,底辺 で角の直角三角形を考える.すると より .また,
ここで,全ての三角関数は有理関数に直せることに注意する.特にこの場合は分子,分母とも偶数乗であるので
とおくと
より
(e) とおくと より となり,全てをとで表すと再び無理関数が登場してしまう.そこで,平方根の中が2乗の差であることに注意し,斜辺,底辺,高さ で角の直角三角形を考える.すると より .また,
(f) とおくと より となり,全てをとで表すと再び無理関数が登場してしまう.そこで,平方根の中が2乗の和であることに注意し,斜辺 ,底辺,高さで角の直角三角形を考える.すると より .また,
(g) 平方根の中が2乗の和または差になるように平方完成を行なうと
(h) 平方根の中が2乗の和または差になるように平方完成を行なうと
(i) 平方根の中が2乗の和または差になるように平方完成を行なうと
(j) 平方根の中が2乗の和または差になるように平方完成を行なうと
(k) 平方根の中が2乗の和または差になるように平方完成を行なうと
ここで,全ての三角関数は有理関数に直せることに注意する.
まず,
の積分を行なう.
この場合は分子,分母とも偶数乗であるので
とおくと
より
したがって,