について学びました.ここでは定数係数の非同次線形微分方程式
の特殊解の求め方について学びます.ただしここで扱う解法は
がある特殊な形,つまり同次線形微分方程式の解の形をしたものに限ります.
とおきます.すると
が同次線形微分方程式の解の形をしているとすると,
を満たす
の多項式
が存在します.そこでこの方程式の特殊解を
とすると
を見つけるには同次方程式
をあげておきます.
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を解け.
解
補助方程式
の特性方程式は
より特性根
を得る.よって余関数
は
を未定係数法を用いて求める.
とおくと,
より求める特殊解
は
より基本解は
である.よって
は
を満たさなければならないので
を満たす
は省いてもよい.したがって特殊解
の形を
に代入すると
.これより特殊解
を得る.したがって一般解は
を解け.
解
補助方程式
の特性方程式は
より特性根
を得る.よって余関数
は
を未定係数法を用いて求める.
より,求める特殊解
は
であるが,
は余関数の解なので省くと
に代入すると
を解け.
解
補助方程式
の特性方程式は
より特性根
を得る.よって余関数
は
を未定係数法を用いて求めるには,重ね合わせの原理より
の特殊解
と
の特殊解
を求めれば
は
で与えられる.
の特殊解
は
.また
の特殊解
は
となるが,
と
は余関数数の解なので省くと
とおき,これを
に代入すると
. したがって
.よって一般解は