母平均の検定
母集団が正規分布 に従っていて,母分散が既知の場合
母集団が正規分布 に従っていて,母平均が既知の場合
2つの母集団がそれぞれ正規分布 , に従っていて,母分散 が既知の場合
2つの母集団がそれぞれ正規分布 , に従っている場合
二項母集団からの大きさの標本のうち属性Aを持つものの個数を確率変数で表すと, に従う.が十分大きいときはは近似的に正規分布 に従う(ラプラスの定理).これを用いて,母比率の検定を行う.
母比率の差の検定
2つの母集団の中で1つの特性を持つものの母比率を とする.この母集団からそれぞれ大きさ 個の標本を抽出し,その特性を持つものの個数を とする.
の互いに排反な事象のいずれかが現れる多項分布において, とすると,大きさの標本のうちに入る期待値は である.また,大きさの標本のうちに入る個数を確率変数で表すと,のとき,
確率分布に対する適合度の検定
帰無仮説 : 「ある分布に従う」において,の分布の型は既知であって,母数 を含んでいるとする.次に, の互いに排反な事象のいずれかが現れる個数 の実現値を とし,母数 を推測する.そして,この を用いてに入るべき期待度数 を計算する.このとき,
独立性の検定
対 の出現度数の確率変数を, の実現する確率を .また, が同時に起こる確率をとする. のとき,