行列

演習問題2-2

1. $A = \left(\begin{array}{rr}
2&-3\\
4&2
\end{array}\right), \ \ \ B = \left(\begin{array}{rr}
-1&2\\
3&0
\end{array}\right ) $ について, 次の式を計算せよ.

(a) $A +B$ (b) $2A - 3B$ (c) $AB, BA$

2. $A = \left(\begin{array}{rrr}
3&1&7\\
5&2&-4
\end{array}\right), \ \ \ B = \left(\begin{array}{rr}
2&-3\\
3&6\\
4&1
\end{array}\right ) $ のとき, $AB, BA$ を求めよ.

3. $A = \left(\begin{array}{rrr}
2&3&0\\
1&4&1\\
2&0&1
\end{array}\right)$ のとき, $A^{2} - 5A + 6I$ を計算せよ.

4. $A$$B$$n$ 次の対称行列のとき, $A +B$ は対称行列であることを示せ.

5. $A$$B$$n$ 次の対称行列のとき, $AB$ はいつも対称行列か調べ, $AB$ がいつも対称行列になるための必要十分条件を求めよ.

6. $A$ が交代行列ならば, $A^{2}$ は対称行列であることを示せ.

7. 行列 $\left(\begin{array}{ccc}
a_{1}&0&0\\
0&a_{2}&0\\
0&0&a_{3}
\end{array}\right)$ との積が交換可能な行列をすべて求めよ.ただし, $a_{1},a_{2},a_{3}$ は相異なる実数とする.

8. 正方行列 $A$ は, 対称行列と交代行列の和として一意的に表せることを証明せよ.

9. $A = \left(\begin{array}{cc\vert c}
1 & 1 & 1\\
2 & -1 & 0\\ \hline
-1 & 0 & ...
...
1 & 2 & 3 & -1\\
3 & -1 & 1 & 0\\ \hline
0 & 0 & -3 & 1
\end{array}\right)$ の積を求めよ.