1.6
1.
(a) この方程式は1階の線形である.標準形に直すと
積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
(b) この方程式は1階の線形である.積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
(c) この方程式は1階の線形である.標準形に直すと
積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
(d) この方程式は1階の線形である.標準形に直すと
積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
2.
(a) この方程式は1階の線形である.積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
ここで初期値を用いると
より
(b) この方程式は1階の線形である.標準形に直すと
積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
ここで初期値を用いると
より
(c) この方程式は1階の線形である.積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
ここで初期値を用いると
より
.よって
のとき,
.また微分方程式の解は連続であると仮定できるので
より
.よって
.これより
(d) この方程式は1階の線形である.積分因子は
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
ここで初期値を用いると
より
3.
RL回路を流れる電流を表わす方程式は
より
標準形
を得る.1階線形なので積分因子を求めると
これを標準形にかけると
このとき左辺は積分因子かける従属変数の導関数なので
この両辺をで積分すると
よって一般解は
ここで初期値を用いると
より
.よって
次に,の場合を考えると,よりRL回路を流れる電流を表わす方程式は
となり,