1次関数(Complex linear function)

$a,b,c,d$を複素数の定数とするとき,

$\displaystyle w = \frac{az + b}{cz + d}\ (ad - bc \neq 0)$

の形の関数を$z$1次分数関数(fractional transformation)という.

この関数は,分解すると次の3つの関数の合成であることが分かる.

練習問題2.2
1. $w = \frac{1}{z}$による次の直線または円の像はどんな直線または円に写されるか.
(a)
単位円$\vert z\vert = 1$と2点P,Qで交わる直線
(b)
単位円に1点Pで接する直線
(c)
3点$a$(実数),$i$$-i$を通る円

2. 複素平面上で,次の1次変換による不変な点を求めよ.

(a)
$w = \frac{1}{z}$
(b)
$w = \frac{az + b}{cz + d} \ (ad -bc \neq 0)$