1.
(a) は単位円に関して,点を反転してをとり,さらに実軸に関してを対称変換する.
2点P,Qは単位円上にあるので, によって実軸に関して対称な点P',Q'に写る.また,直線の無限遠点は原点に写る.さらに は円円対応であることから,この直線は原点,P',Q'を通る円に写される.
(b) は単位円に関して,点を反転してをとり,さらに実軸に関してを対称変換する.
点Pは単位円上にあるので, によって実軸に関して対称な点P'に写る.また,直線の無限遠点は原点に写る.さらに は円円対応であることから,この直線は原点とP'を直径とする円に写される.
(c) は単位円に関して,点を反転してをとり,さらに実軸に関してを対称変換する.
点は に,点は に,点は にそれぞれ写される.さらに は円円対応であることから,3点を通る円は3点 を通る円に写される.
2.
とおくと.したがって, 2項方程式の根の公式を利用すると
から根は .つまり.
とおくと .書き直すと