5.2
1. 曲線 において,点 を通る接線の方程式を考える.接線上に任意の点 を取り,既知の点 と結ぶと, は接線ベクトル のスカラー倍で表わせる.したがって,接線の方程式は
2.
(c) より .これよりを消去する.まず, .次に, となるので, .よって, .
3. 微小時間に対する弧長は速さ に微小時間をかけたものである.したがって, から までの弧長は
4. 曲線がで与えられるとき,曲率は で表わされる.ここで,は曲線と軸のなす角で,は曲線の長さを表わす.つまり,曲線の長さがだけ変化したとき,角はどれだけ変化するかを測っている.
の求め方
は曲線の接線の傾きなので, .つまり, .また,
(c) 空間のベクトルの曲率は,曲線の長さがだけ変化したとき,接線単位ベクトルがどれだけ変化するかを測る.つまり