演習問題詳解1.1
1.
1.1 (1)
.
(2)
.
(3)
(4)
1.2 (1)
(2)
Note that
. よって,
したがって,
.
演習問題詳解1.2
(1)
に注意すると,
したがって,
.
(2)
方向の単位ベクトルは
2
(1)
(2)
に注意すると,
演習問題詳解1.3
1.3
1.
2.
(1)
(2)
(1) 四辺形の面積は
(2)
演習問題詳解1.4
1.
.Thus they are not coplanar.
2.
Then
3. Note that
.
Let
. Then
Thus,
演習問題詳解2.1
1.
の成分は
. よって,
でその軌跡
,
は放物面
である.
2. それぞれの成分を微分することにより
3.
.
(1)
(2)
4.
とすると,
.
よって,ベクトル関数の導関数より
これより内積は 0 ,
と
は直交
5.
.したがって,
.
6.
とすると,
よって,
演習問題詳解2.2
1. 点 を通り方向が
の直線を求める.直線上の任意の点を とすると
この式をについて解くと
3. 求める直線は始点を にもち,方向が
と考えられるので,直線上の任意の点を とすると,
またはこの式を について解くと
が得られます.
4.
より,
となり,
は半径1の円柱の回りをらせん状に回転する滑らかな曲線だということが分かります.そこで
より
よって
となります.
5.
より のとき
となるので
ここで
を求めるには色々な方法があります.ここでは計算が簡単な方法を考えます.
より
したがって,
他にも
よって
と求めることができます.
(a)
より
よって,
(b)
(c)
より
また,
より
(d)
また,
より
8. まず,
を求めてみましょう.
は接線の傾きなので,
となります.よって
これを について微分すると
ここで,
に注意すると
よって
となります.
演習問題詳解3.1
1. 点
を通る等位面を
とし,この等位面上で点
を通る任意の曲線を
とすると,
が成り立つので,この両辺を について微分すると,
よって,すべての等位面上の曲線の接線に直交するので,勾配は等位面に直交します.
2.
等位面
はもとの曲面と同じ.また,
法線ベクトルは で与えられるので,
よって
次に点 での 方向の方向微分係数を求めるため方向単位ベクトルを求めると
.よって方向微分係数は
また,椄平面の方程式は
となります.
3.
を流線の方程式とすると
は
の法線ベクトルを表わすので,
これより,
.ここで
の接線の傾きは
に注意すると
より
.これより
となるので,
|
(5.1) |
次に式5.1を で偏微分すると
よって求める流線は
4.
より
.
よって,
は保存場であり
は
のスカラーポテンシャルとなります.
(1)
(2)
(1)
(2)
Alternate詳解 Using
, we have
7. Note that
of
is orthogonal to
.Therefore the unit normal vector
is
Here,
implies
8.
implies
Here,
,
. Thus,
演習問題詳解3.2
1.
(1)
より,
より,
(2)
. (1)より,
より,点Pでの値は
2. の点Pにおける方向への方向微分係数は,
ここで,
より,
3.
を用いると簡単である.
(1)
(2)
別解
を用いると,
4.
の勾配
は点Pでこの曲面
に垂直である.したがって,
単位法ベクトル
は
ここで,
より,
5.
より,
ここで,
,
であるから,
6.
(1)
,
,
とすると,
(2)
演習問題詳解3.3
1.
より,
また,
.
したがって,
2.
(1)
より,
また,
.したがって,
(2)
より,
また,
.したがって,
3. ベクトル場は
のとき,がスカラー・ポテンシャルを持つといい,そのとき,
である. そこで,
であるようなを求める.
より,
.したがって,
4. 力の場
がポテンシャルをもつことより,
.これより,この質点の運動方程式は
また,
.そこで,
これより,
ここで,
を計算すると,
よって,
これより,
したがって,
5. 平面上で原点Oを中心とし,半径の円をとすると,
とパラメター化できる.これより,
また,
したがって,
演習問題詳解3.4
1.
(1) 曲面を平面に正射影すると,は
に移る.また,曲面
より,対応する
を位置ベクトルとすると,
これより,曲面の法線ベクトル
を求めると,
ここで,
に注意すると,
(2)
とすると,
.
よって,
したがって,
2. 曲面は平面上領域より,法線単位ベクトルは
となる.
また,は平面上にあるので,
,.ここで,は円板より,極座標を用いると,
となり,
3. 曲面を平面に正射影するとは
.
次に,を位置ベクトルとすると
.
これより,曲面の法線ベクトル
.
これより,
ここで,を縦線重合で表すと,
4. 曲面を平面に正射影するとは
.
次に,を位置ベクトルとすると
.
これより,曲面の法線ベクトル
.よって,
これより,
ここで,を縦線重合で表すと,
演習問題詳解3.5
基本公式
とすると,(1)
1.
(1)
(2)
(3)
2.
(1)
より,
. したがって,
(2)
. したがって,
3.
とすると,
したがって,
4.
(1) 基本公式より,
(1) 基本公式より,
(3) (2)より,
. 対称性より,
. したがって,
5.
より
これより,
.ここで,
を用いると,
より,
.最後に,
より,
となり,.よって,
. ここで,初期値
より,となり,.
6.
したがって,
7.
8.
合成関数の微分法より,
演習問題詳解3.6
1.
(1)
(2)
(3) (1)より,
.
2.
より,
3.
(1)
を用いると,
ここで,
より,
(2)
(3)
5. 公式
を用いると,
よって,
6.
また,
より,
.したがって,
7.
ここで,
より,
となるが存在することに注意する.
より,
まず,-
より,
.ここで,をについて偏微分すると,
一方,
より,
これより,
となる.よって,
.
ここで,
をについて偏微分すると,
一方,
より,
よって,となり,
8.
演習問題詳解4.1
1.
(1) Gaussの発散定理より,
ここで,
したがって,
(2)
を面積分の形に直す.任意の定ベクトル
とスカラー3重積の性質を用いると
ここで,
は任意の定ベクトルより,
(3) Gaussの発散定理より,
(4)
を面積分の形に直す.任意の定ベクトル
を用いると
これより,
(5)
を面積分の形に直す.任意の定ベクトル
とスカラー3重積を用いると
(6)
を面積分の形に直す.任意の定ベクトル
を用いると,
したがって,
(7)
を面積分の形に直す.任意の定ベクトル
を用いると,
したがって,
2. 任意の定ベクトル
を用いて,面積分の形に直すと,
ここで,
に注意すると,
3. 曲面の境界線をとするので,境界線で分けられた曲面を
とする.また,曲面の法単位ベクトルを
,の法単位ベクトルを
とする.このとき,曲面の法単位ベクトルを
とすると
または,
.ここで,
より,
4.
(1) Gaussの発散定理より,
ここで,
であることに注意すると,
(2) Gaussの発散定理より,
ここで,演習問題#よ#>り,
.よって,
(3) Gaussの発散定理より,
ここで,
したがって,
(4) Gaussの発散定理より,
ここで,
より,
したがって,
5.
(1)
labelenshu:4-1-5-1 例題4.3のように,面積分の形に書き直す.
は法線単位ベクトル
方向での方向微分係数より,
.よって,
ここで,Gaussの発散定理を用いると,
なお,
より,
(2) 例題4.3のように,面積分の形に書き直す.
は法線単位ベクトル
方向での方向微分係数より,
.よって,
ここで,Gaussの発散定理を用いると,
なお,
より,
(3) (1)の結果から(2)の結果を引くと,
(4) が調和関数とは,
となることである.したがって,(2)を用いると,
(5)
が調和関数とは,
となることである.したがって,(3)を用いると,
(6) が調和関数とすると,(4)より,
上でとすると,
となり,
.よって,
. すなわち
.したがって,は定数.
6.
ならば,Gaussの発散定理より,
したがって,
. 定理3.4より,はベクトル・ポテンシャルを持つ.
7.
.ここで,任意の定ベクトルを用いて,面積分の形に直すと,
Gaussの発散定理より,
ここで,,
したがって,
となり,はスカラー・ポテンシャルをもつ.
演習問題詳解4.2
1.
1. Stokesの定理より,
ここで,
より,
2.
(1) 線積分を
の形に直す.そこで,任意の定ベクトルとスカラー3重積を用いると,
と表せる.ここで,Stokesの定理を用いると,
さて,
ここで,
が成り立つので,
これより,
ここで,は任意の定ベクトルであるから,
最後に,
したがって,
(2) Stokesの定理を用いると,
ここで,
に注意すると,
(3) を任意の定数ベルトルとし,Stokesの定理を用いると,
ここで,
より,
したがって,
3. Stokesの定理より,
ここで,
であることに注意すると,
4. 線積分を
の形に直す.そこで,任意の定ベクトルとスカラー3重積,Stokesの定理を用いると,
と表せる.
ここで,ベクトル3重積を用いると
さらに,
より,
ここで,は任意の定ベクトルであるから,
最後に,
5. Stokesの定理より,
よって,
.したがって,はスカラー・ポテンシャルをもつ.