プログラムの実装手順

メンバ関数の設定ーClassWizard

今度はボタンを選択状態にして (マウスでクリックして)、再び ClassWizard をたちあげて、メッセージマップを見る。

表示ボタンをダブルクリックすると,メンバ関数の追加のダイアログがでる。 ここでOKボタンをクリックすると,次のようなOnButton1()イベントハンドラが表示される。

\framebox{
\begin{tabular}{l}
void CDialog1Dlg::OnButton1() \\
\{\\
\hspace{1cm} // TODO: この位置にコントロール通知ハンドラ用のコードを追加する\\
\}
\end{tabular}}

そこで,$ \{ \}$の中にHello Worldと表示させるためのプログラムを次のように書く。

=======================================================
void CDialog1Dlg::OnButton1()
{
m_Output.Format("Hello World");
UpdateData(FALSE);
}
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演習問題 2..1   エディットコントロールに文字を表示させるもう一つの方法は,エディットコントロールを選んだ状態で右クリックし,Class Wizardを立ち上げ,メンバ変数の追加で,

  メンバ変数名 カテゴリ 変数の種類
IDC_EDIT1 m_cEdit コントロール CEdit
とする。次に,表示ボタンをダブルクリックし,
m_cEdit.SetWindowText("Hello World");
と書けばよい。 このことを用いてこのプログラムを変更せよ。

演習問題 2..2   m_Output.Format("Hello World");

はC言語のprintfと同じ引数をとる。そこで,次の実数を表示せよ。

double a = 12.354689;
を少数点以下3桁まで表示