レイアウト

  1. 最初にスタティックテキスト

    をマウスでクリックして、Delete キーで消去する。

  2. Buttonの配置とプロパティの設定

    1. コントロールパネルからフォームのデザインに用いるコントロール(ボタン) のアイコン

      をクリックして選んで,Dialog Window上に配置する。

    2. 配置したボタンを右クリックし,プロパティを選ぶ。ここで,キャプションのフィールドに「表示」と入力するとボタンの表示が変わる。

  3. エディットコントロールの配置とプロパティの設定

    1. コントロールパネルからエディットコントロールのアイコン

      をクリックしてDialog Window上に配置する。

    2. 配置したエディットコントロールの枠(エディットコントロールの中をクリックしてはいけない)を右クリックし,プロパティを選ぶ。ここで,スタイルのタブをクリックして境界線のチェックをはずす。
    以上の方法で、コントロール部品を配置した場合に、コントロール部品の ID は次のようになっているはずだ。
    出力用エディットコントロール IDC_EDIT1
    ボタン IDC_BUTTON1
    プロパティーページを開いて (コントロールを右クリックして) 確認できる。
メンバ変数の設定ーClassWizard

これが確認できたら,ボタンを右クリックして,ClassWizardを立ち挙げる。ClassWizardは表示メニューからでも,コントロール部品を選択状態の下でマウスの右ボタンをクリックしたときに表示されるメニューからも選択できる。ClassWizardを立ち挙げてメンバ変数の項目を見る。 一応各項目を確認すると、

プロジェクト Button1
  (現在処理しているプロジェクト名)
クラス名 CButton1Dlg
  (複数のクラスがあるが、このクラスが選択されているはずだ)
コントロール ID IDC_BUTTON1, IDC_EDIT1
  入力用エディットコントロールを選択中に ClassWizard を立ち挙げていれば IDC_EDIT1
  が選択されている。

ここで,IDC_EDIT1に文字を表示するので,IDC_EDIT1にメンバ変数を割り当てる。例えば IDC_EDIT1 を選択中にメンバ変数の追加をクリックすると下のような入力画面が表示される。

メンバ変数は必ず m_ で始まる。出力は文字列なので

  メンバ変数名 カテゴリ 変数の種類
IDC_EDIT1 m_Output CString

とする。カテゴリは変える必要はない。 CString は VisualC++ の文字列変数 (実はクラス) だ。設定後は次のようになる。

CString は表示から見てすぐわかるが、最大文字数なども設定できるが、何も指定しない。これで一旦、ClassWizard を終了する。 (右肩の × を押す。)