Next:
演習問題5.4
Up:
ラプラス変換(The Laplace transformation)
Previous:
演習問題5.3.2
目次
索引
ラプラス逆変換(Laplace inverse transform)
ラプラス変換
が与えられたとき,ラプラス変換が
となるような関数
を求める準備ができました.
定義
5
..
4
となるような
の関数
が存在するとき,
を
のラプラス逆変換といい,次のようにあらわします.
ラプラス逆変換を求めるとき,次の変換表は便利です.
表:
ラプラス逆変換表
例題
5
..
22
次の関数のラプラス逆変換を求めよ.
解
より,まず
の逆変換を求める.
を部分分数分解すると
ここで定数
の求め方はいろいろありますが,ここでは次のようにして求めます.
これより
よって
次に
の逆変換は第2移動法則をつかって求める.第2移動法則より
ただし,
よって
となり,これより
例題
5
..
23
のとき
を求めよ.
解
を部分分数分解を用いて展開すると
これより
を求めると,
よって
Subsections
演習問題5.4
Next:
演習問題5.4
Up:
ラプラス変換(The Laplace transformation)
Previous:
演習問題5.3.2
目次
索引