定理 5..2 (線形法則) 任意の定数
に対して,
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証明
解
線形法則より
定理 5..3 (第1移動法則)
のとき
ならば,
(注) とはをのときは右にだけ移動し,のときは左にだけ移動することです. |
証明
解 表5.1よりのラプラス変換は.よって第1移動法則より,
解 表5.1よりのラプラス変換は.よって第1移動法則より
解 のラプラス変換はのラプラス変換のをに置き換えることによって得られる.したがって
定理 5..4 (第2移動法則) 任意の正の数に対して
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証明
解 をについてTaylor展開すると,
別解
解 を単位ステップ関数を用いて表わすと