6.4
1.
(a)
のとき,
より
ここで境界条件
を用いると
となり,
.
次に,
のとき,
とおくと
特性方程式を求めると
より,
.よって
ここで境界条件
を用いると
最初の式より
.また2つめの式より
となるので,
.よって
.
最後に
のとき,
とおくと
特性方程式を求めると
より,
.よって
ここで境界条件
を用いると
となる.これより
を得る.ここでならば自明でない解が存在しない.そこで自明でない解が存在するためには,
.よって
となり,
(b)
のとき,
より
ここで境界条件
を用いると
となり,
.
次に,
のとき,
とおくと
特性方程式を求めると
より,
.よって
ここで境界条件
を用いると
最初の式より
.また2つめの式より
となるので,
.よって
.
最後に
のとき,
とおくと
特性方程式を求めると
より,
.よって
ここで境界条件
を用いると
となる.これより
を得る.ここでならば自明でない解が存在しない.そこで自明でない解が存在するためには,
.よって
となる.これより
(c)
より
のとき,
.これはCauchy-Eulerの方程式より
とおくと,
より.よって
これより
ここで境界条件
を用いると
となり,
.
次に,
のとき,
とおくと
ここで
とおくと,
より
.よって
これより
ここで境界条件
を用いると
最初の式より
.また2つめの式より
となるので,
.よって
.
最後に
のとき,
とおくと
ここで
とおくと,
より
.よって
.
これより
ここで境界条件
を用いると
となる.ここでならば自明でない解が存在しない.そこで自明でない解が存在するためには,
.よって
となる.
まとめると
2. Chebyshevの多項敷き
は固有値
に関する固有関数である.よって
|
(A.14) |
|
(A.15) |
ここで式(A.14)に を式(A.15)に をかけて加えると
または,
|
(A.16) |
これは一階の線形微分方程式なので,積分因子を求めると
これを式(A.16)の両辺にかけると
これを-1から1まで積分すると
よって,重み
に関して,
は直交する.