1.
(a) 両辺から2を引いて左辺にxの項だけを残す
したがって,
(b) 両辺に2と3の最小公倍数6をかけて,分母を払う.
したがって,
(c) 両辺を4で割る.
ここで,積
が0になるのは,1と2である.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付ける. これにより,数直線は次の3つの区間に分割される.
これらの区間内では,積
の符号(sgn)は変わらない.
これより,不等式の解は
となる.
(d) 両辺にをかけて分母を払う.
ここで,積
が0になるのは,-1,0と1である.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付ける. これにより,数直線は次の4つの区間に分割される.
これらの区間内では,積
の符号(sgn)は変わらない.
これより,不等式の解は
となる.
(e) 両辺にをかけて分母を払う.
ここで,積
が0になるのは,-3,-1と3である.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付ける. これにより,数直線は次の4つの区間に分割される.
これらの区間内では,積
の符号(sgn)は変わらない.
これより,不等式の解は
となる.
(f) 分母を通分すると,
両辺に
をかけて分母を払う.
ここで,積
が0になるのは,1,2と6である.そこで,これらの点を数直線上に白抜きまるで印を付ける. これにより,数直線は次の4つの区間に分割される.
これらの区間内では,積
の符号(sgn)は変わらない.
これより,不等式の解は
となる.
2. 両辺を2乗する.
このとき,2つの値は正なので,2乗してもその大小関係は変わらない.
分母をそろえると,
これより,
のほうが大きい.
3.
(a) とは
のことである.したがって,不等式の解は.
(b)
とは,
のことである.これより,
.したがって,不等式の解は
(c)
とは,かつのことである.とはのことである.また,
とは,
,つまり,
のことである.これより,
または
となる.したがって,不等式の解は
(d)
とは,またはのことである.を解くとよりとなる.また,を解くと,よりとなる,したがって,不等式の解は
4.
が成り立つことを示す.を
とおくと,
ここで,両辺の平方根をとると