6.4
1.
次のことを確認します.
の全微分は
で与えられる.
の勾配は
で与えられる.
点
を通る
の接平面の方程式は
で与えられる.
点
を通る
の法線の方程式は
で与えられる.
(a)
より
点に対応する点を通る接平面の方程式は
点に対応する点を通る法線の方程式は
または,
(b)
より
点に対応する点を通る接平面の方程式は
点に対応する点を通る法線の方程式は
または,
(c)
より
点に対応する点を通る接平面の方程式は
点に対応する点を通る法線の方程式は
または,
(d)
より
点に対応する点を通る接平面の方程式は
点に対応する点を通る法線の方程式は
または,
2.
(a)
を考えると
.求める値は
.ここで,
とおくと
より
したがって,
(b)
を考えると
.求める値は
.ここで,
とおくと
より
したがって,
6.5 解答
1. 方向微分は
で与えられる.ここで,は方向の単位ベクトルを表わす.
(a)
単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
(b)
単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
2.
(a)
方向とは,軸から
の方向のことである.そこで,単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
(b)
方向とは,軸から
の方向のことである.そこで,単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
3.
(a)
単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
方向微分が最大になるのは,方向がと同じ方向のときなので,
(b)
単位方向ベクトルを求めると
よって,点における方向微分は
方向微分が最大になるのは,方向がと同じ方向のときなので,