品詞(parts of speech)

英単語はその機能によって8つの種類に分類される。

  1. 名詞(nouns)は人(people)、動物(animals)、場所(places)、もの(things)、観念(ideas)を表す言葉である。

    Person Maria, woman, boy, girl
    Animal elephant, lion, mice
    Place Chicago, Tokyo, Europe, earth
    Thing shoe, car, carrots, pencil, sand
    Idea love, strength, encourage, democracy

  2. 代名詞(pronouns)は名詞の代わりに用いられるもので、代名詞によって置き換えられる名詞を先行詞(antecedent)という。代名詞は名詞を置き換えるだけでなく、その名詞に付随する部分もまとめて代名詞で置き換える。

    The man with the beard is waiting for his daughter.
    髭のおとこの娘を待っている

    において、hisThe man with the beardを置き換えている。

  3. 形容詞(adjectives)は名詞や代名詞を修飾する言葉である。

    記述形容詞(descriptive adjective)はどんな種類かを表す:small car, green rug, fast train

    限定形容詞(limiting adjective)は何個とかどっちのとかを表す:

    所有格(possessive) my car, his book, their house
    指示詞(demonstrative) this chair, that one
    疑問代名詞(interrogative) whose dog, which secretwhat time
    冠詞(articles) a sailor, an apple, the building
    数詞(numerals) one week, second Tuesday.

  4. 動詞(verbs)は主語について何かを主張するのに用いられる言葉の集まりである。主張は行動(action)が伴っていたり何々である様子(state of being)を表したりする。

    Action(行動) The audience laughed.
      聴衆は笑った
    State of being(状態) Her father is a professor.
      彼の父は大学教授である
    動詞は1つ以上の助動詞と合わさって完了形を作る。

    The ship had sailed earlier.
    その船は早く出航してしまった
    By Monday, I will have been dieting for a whole week.
    月曜になると、一週間ダイエットしていることになる

  5. 副詞(adverbs)は動詞、形容詞、さらには副詞を修飾する言葉である。

    He drives carefully. 安全な運転をする(動詞の修飾)
    He is very careful. 非常に慎重な人(形容詞の修飾)
    He drives very carefully. 非常に慎重に運転する(副詞の修飾)
    副詞はいつ、どこに、どのように、どのくらいかを表す。

    いつ(when) She will come soon.
      彼女はすぐに来るだろう
    どこに(where) You may sit here.
      ここに座ってもよい
    どのように(how) He studied diligently.
      彼は一生懸命に勉強した
    どのくらい(to what extent) I was quite angry.
      私は非常に怒っていた

  6. 前置詞(prepositions)は名詞または代名詞と文中のほかの言葉との関係を表す。前置詞と前置詞の目的語としての名詞または代名詞により前置詞句(prepositional phrase)が形成される。

    主語 動詞 前置詞句
        前置詞 目的格
    We walked to the store
    その店へ歩いて行った

    で前置詞toは(到達を前提とする)「方向」を表している。

    一般的な前置詞には、in, at, by, on, for, from, with, over, between, under, concerning, regarding, because of, in spite of, instead of, on account of, out ofなどがある。

  7. 接続詞(conjunctions)は語、句、節をつなぐ言葉である。

    等位接続詞(coordinate conjunction)(and, but, or, nor, for)

    French and German are offered every semester.
      フランス語スペイン語は毎学期開講される
    Submarines can travel on the surface or under water.
      潜水艦は水上または水中を進むことができる
    The war dragged on, but the people did not get discouraged.
      戦争が長引いたが、人々は勇気を失わなかった

    従属接続詞(subordinate conjunction)(after, if, because, etc)は従属節を開始するのに用いられる。

    They got to the airport after the plane had left.
    飛行機が飛び立った後に、彼らは空港に着いた
    Because the roads were flooded, traffic moved slowly.
    道路が冠水していたので、車の交通はゆっくりだった

  8. 感嘆詞(interjections)は気持ちを表現する言葉である。

    Mild Interjection Well, what shall we do now?
    弱い感嘆 えーと、いま何しようか
    Strong Interjection What! I can't believe it!
    強い感嘆 ええー、そんなこと信じられない
品詞に分類

代名詞 副詞 動詞 名詞 前置詞 冠詞 名詞
We usually have coffee in the morning,
接続詞 代名詞 助動詞+副詞 動詞 副詞 形容詞 名詞
but we cannot find any claen cups.
感嘆詞 副詞 動詞 冠詞
Hey! Where are the cups?
品詞をその働きによって分類

主語 修飾語 動詞 間接目的語 直接目的語 前置詞 修飾語 前置詞の目的語
We usually make them coffee in the morning.

品詞が集まって句(フレーズ)を形成することができる。

例(句)

名詞句
副詞 形容詞 名詞
any clean cups
前置詞句
前置詞 冠詞 名詞
in the morning
動詞句
助動詞+副詞 動詞
cannot find