TeXのインストール(現在は使われていない)

前節で,TeXの簡単な使い方を紹介しました.そこで,ここでは,前節で用いたコマンド(latex, dviout)を自分のコンピュータで使えるようにするための設定について説明します.

WindowsにTeXをインストールする最も簡単な方法は,阿部紀行氏の作成した TeXインストーラ を用いる方法です.

順を追って説明します.

  1. 阿部氏のページからkakuto3_046をダウンロードし,フォルダKakutoで展開.(現在,阿部氏のページにはファイルがありませんので,注意してください.)


    (1) 保存ボタンをクリックし,フォルダKakutoに保存

    (2) フォルダKakutoに取ってきたファイルを保存

    (3) kakuto3_0_45.zipを右クリックですべて展開を選ぶ

    (4) 次へをクリック

    (5) 次へをクリック

  2. kakuto3.exeを使ってTeXのインストール


    (1) Kakuto3.exeをダブルクリック

    (2) 次へボタンをクリック

    (3) ファイルの保存場所とインストール先はデフォルト, URLはHTTPサイトを選択, PROXYは自分が所属している組織のproxyを入力

  3. dviout, Ghostscript, GSviewのインストール設定


    それぞれのURLをHTTPサイトに変更し次へボタンをクリック


    (1) Win32TeX ハードディスクに余裕のない場合以外は,デフォルトのすべてのまま
    (2) dvioutはtex318.zipにチェック
    (3) GhostsScriptは最新のバージョンにチェックを入れる
    (4) GSviewも最新のバージョンにチェックをいれる
    次へボタンをクリック

    jsclassesにチェックが入っていることを確認し,次へボタンをクリック

  4. ファイルのダウンロード中が表示され,数十秒(ネットワークにより異なる)でインストール画面になります.



  5. Ghostscriptがスクリプトがすでにインストールされている場合,アンインストールします.はいをクリックすると,アンインストールの画面がでますので,Uninstallをクリックします.Uninstall successfulとでたら,exitボタンをクリックします.


  6. AFPL Ghostscrip Setupの画面でInstallボタンをクリックすると,setup logが表示されます.



  7. GSviewがすでにインストールされていると,アンインストールしますかと出るので,はいをクリックし,アンインストールします.


  8. GSviewのインストール


    (1) Setupをクリック

    (2) Englishをクリック

    (3) Nextボタンをクリック

    (4) Nextボタンをクリック

    (5) Associate PostScript...にチェックをいれでNextボタンをクリック

    (6) GSviewのインストール先はc:\tex\Ghostgumに変更しNextボタンをクリック

    (7) Nextボタンをクリック

    (8) Finishボタンをクリック

    (9) Exitボタンをクリック

  9. dvioutがすでにインストールされている場合,アンインストールをクリックします.


    dvioutがインストールされていない場合は

    dvioutをインストールするディレクトリを選んでくださいと出るので,OKボタンをクリック

  10. ここまでうまくいけばインストールの完了とでるので,完了ボタンをクリック
  11. 再起動をします.
  12. 再起動したら,スタート→マイコンピュータ→右クリックでプロパティ→詳細設定タブをクリック.


    (1) 環境変数ボタンをクリック

    (2) ユーザ環境変数のPATHにカーソルを合わせダブルクリックすると

    (3) 変数値のフィールドの先頭にC:\tex\dviout;と入力し,OK,OK,OK

  13. dvioutをコマンドプロンプトから使えるようにするには,最後にコマンドプロントを終了して,もう一度立ち上げる必要があります.

これで,TeXでコンパイルし,dvioutを使って表示することができます.