SDIアプリケーション

アプリケーションウィザード (Application Wizard) でプロジェクトワークスペースを作成するときに、無指定であれば、View クラスと Document クラスが作成される。グラフィックスの表示であれば、 View クラスのみに書き込みを行えば十分であるが、この Document クラスは何のためにあるのだろうか ?

以下では View クラスで窓を開いて、マウスをクリックして、 100 本以下の直線を描き、できた絵を文書 (document) として保存することを考える。具体的には、次のようにすることを考える。

  1. マウスで画面をクリックして、複数の点を指定。
  2. 各点の座標を配列に記録。
  3. 1 番目の点と 2 番目の点、 3 番目の点と 4 番目の点、.... を各々直線で結ぶ。
  4. 実行時のメニューの『ファイル/名前をつけて保存』を選んだときに、座標データを、ファイルに保存
  5. 実行時のメニューの『ファイル/開く』で保存したファイルを指定したときに元の絵が復活。
  6. 実行時のメニューの『ファイル/新規』で初期状態に戻す。



Subsections