エディットコントロールへの表示の基礎知識

エディットコントロールへの表示方法には,基本的に2通りある。1つ目はFormat関数とUpdateData関数を用いる方法で,2つ目はSetWindowText関数を用いる方法である。ここでは,まずFormat関数とUpdateData関数の用い方を紹介する。

CWnd::UpdateData関数

UpdateData関数はダイアログコントロールクラスのオブジェクトとダイアログコントロールの間でデータの交換を行う。

ボタンが押されたときに、フォーム上のデータを、変数に取り組むためには

UpdateData(TRUE);

とし、変更された変数値でフォーム上のデータを更新するためには

UpdateData(FALSE);

とする。

CStringに関して

m_Outputを 文字列"Hello World"を表示するエディットコントロールのメンバ変数(member data)名とし,CString 型(文字列型)とする。CString型のデータをエディットコントロールに表示するには,

m_Output.Format("Hello World");
UpdateData(FALSE);

のようにする。括弧 ( ) の中の構文は printf の構文と同じだ。つまり,形の整形を行うことができる。