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: 索引 : Visual Studio.NETでWindowsアプリケーションを作成する : 名前空間とフィールドの追加   目次   索引

ソリューションのビルドと実行

.NET Framework の中核であるアプリケーション実行環境(ランタイム環境)にあたるのが、Common Language Runtime (以下、CLR とよぶ)です. CLR は、専用の中間コードを解釈、実行するエンジン(仮想マシン)です。この中間コードは、「Intermediate Language」( IL )とよばれ、C# や Visual Basic.NET で開発したアプリケーションは、コンパイラによってこの共通の中間コードになります.

  1. ツールバーから「ビルド」→「ソリューションのビルド」でクリックする
    $ \Rightarrow$ 今書いたプログラムのビルドが行われ,中間コードに変換されます.ビルドが完了すると「出力」ウィンドウに次の行が表示されます.
    ビルド : 1正常終了, 0失敗, 0スキップ

    ここで,エラーがなければアプリケーションの実行が可能となります.エラーがある場合,画面の下に表示されますので,エラーを取り除く作業を行います.この作業をバグとりまたは虫取りといいます.Visual Studioではこの作業が簡単にできるように,表示されたエラーのところにマウスを持っていきクリックすると本文中のエラーの発生している場所にカーソルを移動します.

  2. ツールバーから「デバッグ」→「開始」をクリックする
    $ \Rightarrow$ プログラムが開始され画面にアプリケーションが表示されます.
\includegraphics[width=11cm]{FIG/prog10.eps}


Administrator 平成19年2月23日